Eagle eye

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「イスラム国」に入隊志願の日本人青年がいた!?

こんにちは、ペンギンパパです。

最近の世界情勢は各地で不穏な動きがあります。ウクライナ国内における、政府VS親ロシア派、さらには、ロシアの軍事介入、シリア、イラク国など国境を跨いで活動するイスラム過激派組織「イスラム国」。先日イギリス人ジャーナリストの殺害を実行するなど、その残虐性が伝えられています。

これまで、「世界の警察」を自負していたアメリカですが、オバマ大統領の消極的な姿勢でウクライナの親ロシア派にせよ、「イスラム国」にせよ、その足元を見られている感があります。


とりわけ「イスラム国」は、欧米人の殺害を動画配信するなど、世界から非難を浴びています。ここへきてようやく欧米諸国が、「イスラム国」に対し、空爆を開始しました。

 

そんな中とんでもないニュースが飛び込んできました。

北海道大学(休学中)の学生(26)が、「イスラム国」の戦闘員に志願するため、シリアへの渡航を計画していたというのである。

 

なぜ「イスラム国」戦闘員に志願しようとしたのか?

そのきっかけは、秋葉原の古本を扱う書店でシリア入りを募るビラを見たことからだとか。

 

この学生に同行しようと計画していたフリージャーナリスト・常岡浩介氏宅に、警視庁公安部の捜査員7人が来て支度していた機材一式を押収されたそうだ。

その他、シリア行を手引きした元大学教授、千葉県出身の23歳の元アルバイトの男性をシリアに連れていく予定を立てていたが、男性の親の反対などにより、頓挫していたらしい。

この北大学生は、渡航前に逮捕されたわけだが、その前に前記のフリージャーナリスト・常岡浩介氏のインタビューを受けており、そのインタビューで

「そこには戦場があって、全く違う文化があって。
イスラムという強大な宗教によって、民衆が考えて行動している。このフィクション
の中に行けば、また違う発見があるかな。それくらい」

と言っていたとか。さらには、「もしもシリアに行かないとしたら、今年中か、来年にも、間違いなく自殺しているから、シリアで死ぬことになっても、全く変わりがありません」

 

私から一言言わせてもらえば、まずは日本人なのだから、もっと日本をもっと良い国にするために何かできることはないか?という発想にならなかったのか?という点。今の若者は、どうもこの「愛国心」が欠如しているようにしか思えないです。